外壁の維持管理

外壁の維持管理

外壁の維持管理

 

家屋は長期間使用するので、耐久性の確保が必要です。
家屋の耐久性は、対内的な構造に関するものと、
対外的な防御に関するものに分けれます。

 

対外的な耐久性で重要なが屋根と外壁です。

 

外壁について
伝統的な日本家屋の外壁は、
木造建築を基本として塗装を施すことで耐久性確保が一般的でした。
現代建築でもほとんど変わりはありません。

 

新建材などの開発や普及が進んでいますが、
木造建築を基本としていることには変わりがないからです。

 

また、木材の変わりに新建材が用いられている場合でも、
塗装が重要なポイントとなります。

 

西洋の建築物では、石やコンクリートなどを外壁として用いることが少なくなく、
この場合、耐久性確保のための塗装としては、
それほど施す必要性はありません。

 

石やコンクリート自体が堅牢であり、
塗装を施すことは、
デザイン的な以上の意味合いを持たないからです。

 

日本の家屋建築では、
外壁に石やコンクリートのような堅牢な建材を用いることは一般的ではありません。

 

新建材を用いるにしても、
外壁自体で十分耐久性を確保できる建材が採用されることは少ないのです。

 

そのため、新建材が使用されていても、
十分な耐久性の確保には、塗装が重要です。

 

塗装は、長期間の使用により耐久性が下がります。

 

風による微細な磨耗や塗装材の劣化、
下地となる建材の劣化による塗装の剥離などが発生するからです。

 

そこで、定期的に塗装をしなおすことが必要になります。

 

外壁塗装の劣化は、日照や風当たり条件により、
進行に違いが生じます。

 

塗装の必要性も、場所ごとに
異なるタイミングで生じます。

 

だからといって、塗装が劣化した場所ごとに
塗装をしなおすのは得策ではありません。

 

外壁塗装の耐久性の確保に関して、
部分的に塗装をしなおすと、
古い塗装と新しい塗装との境界付近で、
耐久性の低下が考えられます。

 

境界線を明確に分けた場合でも、
古い塗装に重なるように塗装しても
それほど差はありません。

 

部分的な塗装では、
結果的に境界線が無数に出来るので、
耐久性についても、まだら模様のような不安定となり、
全体的な耐久性の評価が難しくなってしまうのです。

 

また、現実的な問題としての塗装にかかる費用は、
外壁の塗装では外壁自体の面積が大きくなるので、
その費用も小さくはありません。

 

最小限の出費条件なら、
塗装をしなおす範囲を限定することもできます。

 

長い年月で考えると、
外壁全体を、いずれし直すことになります。

 

外壁自体の面積は一定ですから、
必要になるたびに部分的な塗装を繰り返しても、
総合的費用は同じかというと、
そうはなりません。

 

部分的な塗装作業では、
材料の準備や手間賃など効率が悪くなるからです。

 

このように考えると、
外壁塗装をしなおすに際、
外壁全体で行うことが望ましいのです。

 

雨漏りなどの緊急性がある場合は別ですが、
全体の塗装作業では費用も高額となるので、
その判断時期が重要です。

 

塗装の劣化といわれても素人には分かりづらいですが、
あまり劣化が進んでしまっていると
下地の建材に悪影響が及んでしまうこともあるので、
塗装材の基本的な耐用年数などを参考にして、
適宜に判断を下すことが求められます。

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